掲載する数字には、すべて出典URLと確認日を付けています掲載型番 2,010出典 1,120サイト最終確認日 2026-08-08
売り方ガイド

電動工具を高く売る前に知っておくこと

電動工具の買取は、他の中古品と比べて「型番」がそのまま価格に直結する世界です。同じ「インパクトドライバー」という括りでも、型番の末尾が1文字違うだけで、査定額は数万円単位で変わります。ここでは、電動工具を売る前に知っておきたい3つのポイント(型番の読み方、付属品の揃え方、相場数字の見方)を、公開されている買取データをもとに整理しました。

型番は「本体の名前」ではなく「価格そのもの」

マキタのインパクトドライバー TD173DRGX を例に見てみます。この型番の末尾「DRGX」は、6.0Ahバッテリー2個・充電器・ケースが揃ったフルセットを表す記号です。同じ本体でもバッテリーや充電器を含まない「本体のみ」の場合は、末尾が「Z」に変わり、TD173DZ という別の型番になります。

この2つの買取相場を並べると、違いがはっきり出ます。

型番 セット内容 買取相場レンジ
TD173DRGX バッテリー2個(6.0Ah)+充電器+ケース 26,000〜40,500円
TD173DZ 本体のみ 6,000〜23,000円

出典: エコツールツールオフ(2026-08-08時点)

同じ「TD173」という数字が入っていても、末尾の記号まで一致しないと相場は比較になりません。査定に出す前は、本体に貼られたラベルの型番を、末尾の記号までそのまま控えておくのが確実です。インパクトドライバー買取相場の見方では、マキタ・HiKOKI両メーカーの型番体系をさらに詳しく整理しています。

付属品の有無が査定額の下限と上限を動かす

型番の違いは、セット内容の違いでもあります。上の表からもわかる通り、バッテリー・充電器・ケースが揃った TD173DRGX の相場の下限(26,000円)は、本体のみの TD173DZ の上限(23,000円)を上回っています。付属品が欠けると、そもそも査定される型番自体が「本体のみ」の型番に変わってしまい、価格帯そのものが一段下がるということです。

さらに旧世代のTD173D(6,000〜17,000円)のように、末尾に記号が付かない型番も存在します。型番の記号1文字が、セット内容の違いだけでなく世代の違いも表していることがあるため、「同じTD173だから」と大まかに比べず、末尾まで正確に照合することが大切です。

査定に出す前にできる準備は単純です。バッテリー・充電器・ケース・付属のビットなど、購入時に揃っていたものを集めて数えておく。これだけで、本来その工具が該当する型番の相場帯で査定してもらいやすくなります。そもそも本体のどこに型番が書いてあるかわからない場合は、電動工具の型番はどこに書いてある?銘板の見方を先にご覧ください。

「相場」に混ざっている2種類の数字を見分ける

買取相場としてよく紹介される金額には、性質の違う2種類の数字が混ざっていることがあります。TD173DRGX の例で見ると、当サイトが集計した内容は次のようになっています。

  • 中古相場26,000円・新品相場36,500円(エコツールが示す目安価格)
  • ツールオフ実績8件 37,000〜40,500円・未使用品(ツールオフが公開する個別の買取実績)

前者は業者が示す目安のレンジ、後者は実際に成約した個別の取引記録です。同じ「相場」という言葉で語られていても、目安なのか実績なのかによって数字の重みは変わります。当サイトの型番別ページでは、この2種類の情報を「相場に効く要因」の欄にまとめて表示し、出典URLと確認日を必ず添えています。金額を見るときは、まずその数字が目安なのか実績なのかを確認する習慣をつけると、期待と実際の査定額のギャップを減らせます。

自分の工具の型番を調べる・相場を確認する手順

  1. 本体に貼られたラベルを確認し、型番を末尾の記号まで書き写す
  2. 型番で相場を検索に入力し、該当する型番の相場レンジを確認する
  3. 該当するカテゴリページで、査定の際に見られやすいポイントも合わせて確認する
  4. 複数の型番候補がある場合は、末尾の記号ごとに相場が変わることを踏まえて絞り込む

本体ラベルは経年で文字がかすれることがあるため、査定に出すかどうかがまだ決まっていない段階でも、型番の写真を撮っておくと後で見返せて安心です。TD173DGXPB のように、同じ「TD173」でもカラー違い・仕様違いを表す記号が複数存在する場合もあるため、末尾を1文字でも読み違えると別の型番の相場を参照してしまうことになります。

型番さえ正確にわかれば、査定に出す前の相場観はかなり具体的になります。業者を選ぶときに見ておきたい視点は、工具買取業者の選び方で別途整理しています。

同じ型番でも、業者によって評価は分かれる

相場レンジを確認したら、次に意識したいのは「1社だけで決めない」ことです。同じ型番であっても、業者ごとに査定の目線や在庫状況は異なるため、提示される金額には差が出ます。当サイトの複数社比較では、同じ型番に対する複数業者の公開価格を、種別と確認日つきで横に並べています。まとめて複数台を手放す場合の考え方は、職人の買い替え・廃業時の工具整理の段取りで、買取以外の選択肢との比較は買取と下取り・フリマの違いで、出張・宅配・持込という査定方法そのものの違いは出張・宅配・持込買取の違いと選び方で整理しています。あわせてご覧ください。

※ 本記事で紹介した価格は、各業者が公開している情報を出典つきで転記したものです。実際の査定額は、工具の使用状態・付属品・時期・依頼する業者によって異なります。

よくある質問

Q. 型番の末尾が読み取れない場合はどうすればいいですか?

本体ラベルが摩耗して読めない場合は、バッテリーパックや充電器、取扱説明書に印字された型番から推測できることがあります。判読できる範囲の型番で型番検索を試し、近い型番の相場レンジを目安にしてください。

Q. 付属品が一部しか揃っていない場合、査定額はどうなりますか?

付属品の構成によって該当する型番自体が変わるため、フルセットの型番の相場をそのまま期待することはできません。本体のみに近い型番の相場を目安にしつつ、実際の査定額は業者に確認するのが確実です。

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