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売り方ガイド

工具のバッテリー・充電器・ケースなどの付属品、査定への影響は?

付属品が揃っているほど、査定は有利に進みやすくなります。ただし、欠けていても査定は受けられます。バッテリーや充電器が無い「本体のみ」の電動工具は、中古市場でごく普通に流通しているからです。

揃っていないから売れない、と諦める必要はありません。この記事では、付属品ごとに査定でどう扱われやすいかを順に見ていきます。売る前に何を探し、何を無理に買い足さなくてよいかも書きます。

付属品の有無が査定に響く3つの理由

付属品が査定に関わる理由は、買い手側の事情にあります。業者は買い取った工具を再び売るので、次の買い手がすぐ使える状態かどうかを見ています。

理由は次の3つです。

  • 本体だけでは動かない工具があり、買い手が別途そろえる手間と費用がかかる
  • 純正品が揃っていると、動作確認と再販の準備が早く済む
  • セット品として売れるので、商品としての見栄えが上がる

型番の末尾の記号にも関わります。たとえばマキタの「DZ」で終わる型番は本体のみ、「DRGX」のような型番はバッテリーと充電器とケースが付いたセットを指すのが通例です。同じ工具でも、セットかどうかで別の商品として扱われます。型番の読み方は電動工具の型番は、どこに書いてあるかにまとめています。

付属品ごとの扱われ方

バッテリー

充電式の工具で、査定への影響がいちばん大きいのがバッテリーです。リチウムイオン電池は使うほど容量が落ちるので、業者は劣化の度合いも見ます。

状態が良い純正バッテリーは、プラスに働きやすい付属品です。逆に、膨らみ、端子の焦げ、極端に短い持ち時間があるものは、付いていても評価されないことがあります。劣化の見分け方は電動工具のバッテリーがすぐ切れるのはなぜかが参考になります。

充電器

充電器は、バッテリーとセットで見られます。バッテリーだけ付いていて充電器が無いと、動作確認ができないからです。

純正の充電器が1台あれば、バッテリーの状態を業者が確かめやすくなります。コードの被覆が破れているものや、端子が曲がっているものは、使えるかどうかを先に確かめてから出してください。

純正ケース

ケースは本体の保護だけでなく、付属品を一式でまとめる役目があります。そのため、ケースがあると全体が揃っていると見なされやすくなります。

ひび割れ、留め具の破損、内側のウレタンの崩れは、減額の理由になることがあります。ただし、ケースの有無だけで大きく動くより、中身の本体とバッテリーの状態のほうが影響は大きいのが実情です。

チャック・ビット・サイドハンドル

ドリルやハンマドリルでは、チャック、サイドハンドル、デプスゲージなどの小物が欠けやすくなります。純正の小物が全部残っていれば、そのまま再販できます。

インパクトドライバーなら、フックやビットホルダーの有無を見られます。丸ノコなら、ベースの付属品、集じんアダプター、六角レンチ、替刃の有無が確認されます。

取扱説明書・保証書・箱

説明書や元箱は、あれば付けておく程度の位置づけです。保証書は購入日の証明になるので、いくらか意味を持ちます。詳しくは保証書が無いと、電動工具の査定は下がるかで扱っています。

付属品が無くても売れる

バッテリーも充電器も無い「本体のみ」の工具は、中古市場にそのまま並んでいます。業者は本体の動作と外観を見て値を付けるので、欠品があること自体で買取を断られることは少なくなっています。

業者によって扱いは違います。本体のみの買取に積極的なところもあれば、付属品の状態を細かく見るところもあります。複数の業者に同じ条件で聞けば、自分の工具がどう評価されるかが分かります。業者の選び方は工具買取業者は、何を基準に選べばよいかに書きました。

売る前に付属品でやっておくこと

準備は難しくありません。次の手順で十分です。

  1. 家や現場の保管場所を探し、バッテリー、充電器、ケース、小物を一か所に集める
  2. 本体とバッテリーの型番を撮影しておく
  3. 充電して、本体が動くかどうかを確かめる
  4. 付属品の状態(傷、ひび、汚れ)をスマホで撮る
  5. 揃っているものと無いものを、メモに書き出す

古い充電器や、他の型番の小物が混ざっていることがあります。互換性が分からないものは、無理に判断せず、そのまま業者に見てもらってください。

付属品を買い足してから売るのは割に合うか

欠けた付属品を新品で買い足してから売ると、買い足した費用のほうが上乗せ分を上回ることが多くなります。純正のバッテリーや充電器は、中古の買取でも新品の価格に近い評価になるとは限りません。

先に本体のみで見積もりを取り、そのうえで付属品を探すか考えるのが安全です。バッテリーと本体を一緒に売るか別々に売るかは、バッテリー・充電器は本体と一緒に売るべきかで比べています。査定を有利にする下準備の全体像は、電動工具を高く売るには、何を先にすべきかにあります。

汚れとサビは、付属品とは別に見られます。拭き取りで落ちる汚れは、出す前に落としておきましょう。詳しくは工具のサビや汚れは、査定にどう響くかにあります。

付属品が揃っていれば有利になり、欠けていても売る道は残ります。工具相場ドットコムは、出典つきの相場を幅のまま並べて、その判断を支える中立のデータベースであり続けます。

よくある質問

Q. バッテリーが1個しか残っていません。売れますか。

売れます。付属のバッテリーが1個でも、本体と合わせて査定の対象になります。2個セットの型番でも、1個欠けていることを伝えれば、その前提で見積もりが出ます。

Q. 充電器だけ無くしました。バッテリーは付いています。

動作確認の手間が増えるので、評価が下がることはあります。それでも査定は受けられます。同じメーカーの充電器が手元にあれば、型式が合うかを業者に確認してから同梱してください。

Q. 社外品(互換)のバッテリーは付けたほうがいいですか。

純正でないバッテリーは、扱いが業者によって分かれます。付属品として評価しない業者もあります。付けて出す場合は、社外品であることを先に伝えておくと、あとのやり取りがスムーズです。

Q. ケースが割れていますが、そのまま出してよいですか。

そのまま出して構いません。ケースの破損は減額の理由になることがありますが、直すための費用のほうがかかることが多くなっています。状態を写真に撮って、査定時に見せてください。

Q. 本体のみを売る場合、型番の書き方で気をつけることはありますか。

型番の末尾の記号まで、そのまま伝えてください。「DZ」など本体のみを示す記号が付いていれば、業者もセット品と取り違えずに見積もれます。本体の銘板か、箱のラベルで確認できます。

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